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日本の町工場が開発した超高精度ハンドスピナー「Void」

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東京都内の産業機器製造「藤原産業」が、ハンドスピナーを開発した。この藤原産業は、いわゆる「町工場」である。

日本の中小企業が、いよいよハンドスピナーの分野に足を踏み入れたのだ。もちろん、そこに詰め込まれている技術は世界屈指のものである。

極限の精密さを追求したハンドスピナーが、この世界に登場した瞬間でもある。

・ミクロン単位の修正


国内クラウドファンディング「Makuake」で投資を受け付けているのは、「Void Black」と「Void Silver」、そして「Relation」の3種類である。

ハンドスピナーは徐々にそのデザインが複雑化、巧妙化している。だが藤原産業の製品は、敢えてシンプルなデザインに落ち着いているようだ。Voidは何の変哲もない板状である。

そして、そのシンプルさの中には絶妙な工作技術が隠されている。ミクロン単位でガタつきを修正し、左右のウェイトバランスもわずか0.01gの差に収めているという。日本の町工場が本気を出すと、このような超精密加工の逸品が生まれるのだ。

今年大流行したハンドスピナーの世界に、新しい息吹がもたらされようとしている。

いかなる角度から回しても不快なブレが発生せず、最高の回転感覚を得られるという。

・全国から発注相次ぐ


この製品、Makuakeでキャンペーンを出したその瞬間から全国のユーザーに注目されるようになった。

初日にして目標額の86%を集めてしまったのだから、もはやゴールは目の前である。

価格はVoidの投資枠では5940円、Relationは6459円(それぞれ税込)とある。だが、これらはいずれも数量限定であることに注意が必要だ。

Makuake

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