パソコンなどの画面操作をマウスでおこなうのではなく、“指の動き”でポイントを指定したり、アクションの指令を出す「Leap Motion Controller」が、いよいよ7月22日にローンチする。この「Leap Motion Controller」のテクノロジーを、ECサイトに活用しようという動きがあるようだ。

自動車の販売を手がけるAutoTraderでは、Web上ではなかなか把握しづらい“車”という商品について、顧客によりわかりやすくアピールできるよう、「Leap Motion Controller」を採用した。AutoTraderからリリースされる専用アプリでは、「Leap Motion Controller」を用いて、ユーザーは30種類の車から気になる車をチョイスし、車のエクステリア、内部構造のインテリアについて、ECサイト上でより詳しくチェックできるようにした。

小型のデバイス「Leap Motion Controller」を使って、ユーザーは指や腕の身振りの動作を通じ、360度の視界を自由に満喫できる。内装の細かい部分や、天井や足元部分までじっくりチェックでき、実にスムーズな画面操作が実現している。インテリア、エクステリアをチェックしていて、気になるところがあれば、説明文を参照することも可能だ。

代理店に行こうにも忙しくて時間がなかなか取れない人、遠方の人にとっては、ECサイトであらかじめ気になる車について調べられるようになり、販売店を訪問したときのように、よりリアルな体験をECサイト上でできるようになる。「AutoTraderアプリ」は、Leap MotionのアプリストアAirspaceからダウンロード可能になる見込み。

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