それが、型を印刷した紙と電子部品を組み立ててつくる「Paper Signals」だ。
・Googleアシスタントからの回答を目でも楽しめる!
これは、Googleが公開しているオープンソースのプロジェクトで、例えばGoogleアシスタントに「アンブレラ・シグナルズにシアトルの降水確率を調べさせて」と語りかけると、この手づくりの紙の傘が自動で開いて天気を教えてくれる。
ソフトには、Googleアシスタントを利用したアプリを開発できるAPIと、自然言語処理ツールのDialogflowが使われている。また、このペーパークラフトをつくるのに必要となる電子部品は、Adafruitの基盤、Micro Servo(モーター)を中心とする複数のパーツで、これらパーツをセットで購入できるサイトをGoogleが指定してくれている。
・バリエーションも豊富
もちろん確認できるのは天気だけではない。そのほか、ビットコインの上下落情報や、指定日までのカウントダウン、NASAのロケット発射の事実など、教えてくれる内容のバリエーションもさまざまだ。
1つの紙で全てを通知することはできないので、それぞれ組み立てて別々につくる必要はあるが、揃えて机の上に並べてみたくなる可愛さだ。紙の折り方までGoogleが解説してくれているぞ。
少しアナログで、伝える情報もわかりやすいとはいえないが、妙に温かみのあるGoogleらしいアイテムなのではないだろうか。ちなみに、電子部品のパーツは24.95ドル(約2810円)で注文することができるみたいだぞ。
執筆:Doga
Paper Signals/Google
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