ドローンデリバリーは便利な反面、墜落や衝突などに伴う事故の懸念から、安全性が問われている。そこで、同社が講じた対策が、自己破壊型のドローン。配達中に不都合があったとき、地上へ落下する前に、空中で爆発するというものだ。
・“無人航空機の直接破砕”の特許を取得
“シークレットエージェントドローン”と、スパイさながらに命名された本機。このためにアマゾンは、“無人航空機の直接破砕”の特許を取得している。実現に向けて、着実に動いているということだ。
機体の内部には、衝突や故障によって墜落する前に、自ら壊れるよう、自己破壊シーケンスが、予めプログラミングされている。解体された装置は、池のように範囲の狭い水の中や、木の中へ安全に着地させる仕組み。こうすることで、重大な物的損害や、人身傷害のリスクを減らせるというのが、同社の見解だ。
・ITメガカンパニーがドローン活用を先導!?
アマゾンではこれに先駆け、無人機に電気自動車と同様に充電できる許可を取得。世界初の商用ロービング・燃料給油所を実現させている。無人デリバリーに対する同社の、並々ならぬ意欲が見て取れるというもの。
一方、SNS大手Facebookでも、災害支援のための無人機技術を導入したとのこと。ITメガカンパニーは率先して、ドローン活用に取り組んでいるようだ。アマゾンドローンデリバリーの早期実現にも、期待したい。
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