人間の目のような解像度を持つ最先端のVRヘッドセット。市販されているOculus RiftやHTC Viveの解像度を大幅に超えるスペックで、VRヘッドセット業界に革新を巻き起こしそうだ。
・70メガピクセル!
年内に出荷するのはアルファプロトタイプとなり、2018年第一四半期にはベータ版の出荷を開始する見込み。
このVRヘッドセットを支えるのが、同社が特許を取得した「Bionic Display」テクノロジー。現実の世界を見るのと同じように、バーチャルの世界を見ることができるという。
具体的には、70メガピクセルのディスプレイを搭載していて、これはRiftやViveの1.2メガピクセルに比べると大幅に高画質となる。
・大企業も興味津々
同社によると、現在出回っているVRヘッドセットは、私たちの見え方の100分の1程度なのだという。それを、現実の見え方と同様にするのがVarjoのヘッドセットなのだ。
Varjoはすでに20th Century FoxやAirbus、BMWなど名だたる企業と協業を進めているとのこと。当面はハイエンド製品を開発する企業向けになりそうだが、一般消費者向けの販売も期待したいところだ。
Varjo