ただ、いまだに発売時期は定かではなく、価格も2万円を超えるのではと一部予測されている。そこで、そんなAirPowerの類似品が早速Kickstarterに登場して話題を集めている。それが、「Funxim」だ。
・iPhoneとApple Watchが同時充電
実は充電できるデバイスはiPhoneとApple Watchのみだ。iPhoneはパッドの真ん中に置き、Apple Watchは、その隣の充電パッドを埋め込んだような部分に置くこととなる。
AirPowerは、デバイスを置く場所を一箇所に固定する必要はないが、このFunximは、反応する場所が限られている。そのため、やはり本家に比べればクオリティは劣るのだが、見た目は限りなくAirPowerに近いといえるだろう。
・電気出力は最大9.9Wで、電送効率は80%
iPhone 8もiPhone Xも、先日のアップデートで7.5Wの高速充電に対応した。Funximは、出力が最大で9.9Wなので、電気出力に関しては申し分ないだろう。
実際に試してみないと何ともいえないかもしれないが、電送効率も80%なので、なかなかの充電スピードを期待できるのではないだろうか。ちなみに、Androidスマホにも対応しているぞ。
Funximの値段は驚くことに今ならたったの29ドル(3295円)。キャンペーンは2018年の1月3日まで実施されており、発送も同月のようだ。本家AirPowerが発売開始されると、この製品の売れ行きも危うくなるはずなので、メーカー側も開発を急ぎたいところだろう。
執筆:Doga
Funxim/Kickstarter