日産が発表したのは、新作映画を元に開発した6台のスペシャルエディション。作品に登場するキャラクターやマシンに着想を得た車が、現在開催中のロサンゼルスモーターショーで公開された。
・ウィングやドロイド搭載で世界観を表現
6台の車のベースとなるのは、アメリカで最も人気のある同社製モデル、X-TrailとQashqai、Altima、Maxima。それぞれのコンセプトは、映画のキャラクターや、戦闘機などに基づいている。
日産はルーカスフィルムの協力の下、今回の車体を開発した。同スタジオのアーティストが、Industrial Light and Magicとともにコンセプトを考案。その後、カリフォルニアのVehicle Effects社によって、実際の車に変身させたという。完成品は、画像のとおり。ウィングを実装したり、オンボードにドロイドBB-8を載せたりと、細部にわたって映画の世界を再現。ファンならずとも、歓声を上げそうな出来栄えだ。
・一般販売はなし
同社は過去にも、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」をイメージした車を発表している。このときのベース車体はX-Trailで、ボディに銀河帝国と反乱同盟軍のロゴを描いた他、スターウォーズのロゴキックプレートも施してあった。
前回同様、一般販売はなしだ。当然と言えば当然だが、映画ファンとしてはぜひとも、本物を見たいところ。ここは潔く、ロサンゼルスまで出向くしかないだろう。
souce by autocar.co.uk