腕時計型カメラ「Cleep」は、ここぞという時にその真価を発揮するガジェットだ。これを腕にはめていれば、SNS映えする最高のショットを撮影できるかもしれない。
・手首の上の1300万画素
Cleepは極めてシンプルなデザインの製品だ。だがそのシンプルさの中には、どこまでも可能性が広がっている。
搭載されているカメラは静止画1300万画素、動画1080Pの性能を有し、Wi-FiとBluetoothの両方によるモバイルコネクティングが可能。IP67の防塵防水規格にも対応している。
通常のカメラのように、ファインダーから撮影対象を覗くことはもちろんできない。だから意図したシーンを捉えることは難しいのではとも思えるが、そこは水平150度の広角仕様で対処している。
ベルトはマグネット式で、容易な脱着を実現している。また、ベルトの所定の位置をクリックすれば撮影が始まるのだが、その際にCleepは振動する。大事なアクション毎にバイブレーション機能が作動するから、誤った起動を防ぐこともできるだろう。
専用アプリを介して、撮影した動画や写真を各主要SNSに配信することももちろん可能だ。
・来年中頃の配送
Cleepはクラウドファンディング「Kicstarter」で、129ユーロ(約1万7000円)からの出資枠を設けている。配送は来年7月からの予定。
日本へも対応しているが、この場合は別途19ユーロ(約2500円)の配送手数料が加算される。
決済から半年以上待たなければならないという点は気になるが、これが市場流通すればSNSに日々アップされる画像にも変化が訪れるかもしれない。
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