このほどクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場したガジェット「GO2SLEEP」は、睡眠時無呼吸症候群かどうかを判断するためのものだ。
指輪のよう指にはめるだけで睡眠中の心拍や血液酸素飽和度などをモニターする。
・症状の自覚がない人に
睡眠時無呼吸症候群では、文字どおり眠っている間に呼吸が止まったり気道が塞がれたりして、低酸素状態になる。放って置くと心臓血管系の病気につながりやすい。
しかし、睡眠中のことなので症状を自覚しないケースが多い。そこでGO2SLEEPの出番だ。
・酸素レベル低下でアラート
GO2SLEEPはわずか6グラムと小型ながら、心拍や血液酸素飽和度のほか、寝返りの動き、睡眠パターン、睡眠の深さなどをモニターする。
データはアプリに集約され、人工知能で睡眠時無呼吸症候群かどうかを総合的に判断する。睡眠時無呼吸症候群ではなくても、質のいい睡眠をとれているかどうかをチェックするのにも役立つ。
そして、万が一、睡眠中に血中酸素のレベルが低下するなどしたらアラートを発信する機能も搭載している。
・7日分のデータ保存
GO2SLEEPは1回の充電で3夜使うことができ、7日分のデータをデバイス内に保存可能とのこと。
病院で診断を受けるには大げさすぎる、睡眠の質をモニターしたいという人はこうしたデバイスを活用するのも手だろう。今なら99ドル(約1万1000円)〜となっていて、出資は12月20日まで受け付ける。
GO2SLEEP/Indiegogo