・本のように開けたり閉じたりできるディスプレイ
情報によると、このディスプレイは、本のように開け閉めできるタイプだという。アップルが長年研究してきた、可とう性ディスプレイの進化版と言っていいだろう。同社では2014年に、ディスプレイが曲げられたり形を変えられたりしたとき、それをデバイスが入力として拾う方法で、特許を取得。その技術は、iPhone Xのスクリーンに、採用されている。
今回の特許出願は、OLEDパネル(有機EL)はもちろん、LCD(液晶ディスプレイ)、次有機ELに続く世代ディスプレイとして注目のマイクロLEDも、対象となっている。実際、マイクロLEDパネルを使用するにあたり、世界最大の半導体製造ファウンドリTSMCに、技術面で協力を仰いでいるとのこと。同社が早い段階から、折り畳み式デバイスの開発に取りかかると見てよさそうだ。
・LGと提携開発!?
アップルが折り畳み式のディスプレイを、LGと提携開発するという噂は以前から、IT関係者の間でまことしやかにささやかれていた。そのために、LGの工場に投資する予定だったと、レポートもされている。LGとの共同作業が色濃くなってきてはいるが、どのような形を取るか、現段階でははっきりしていない。
2021年頃、市場に出るだろうと噂されていた折り畳み可能なiPhone。その予測が正しいか否かは、来年以降の動きでわかりそうだ。
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