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メーカー規格を選ばないピンホールカメラレンズ「Pinhole Pro S」

ここに密閉された空箱がある。この箱のどこかに針で穴を開け、外からの光が入る方向に感光板かフィルムを置く。これはいわゆるピンホールカメラというものだ。 クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した「P...

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ここに密閉された空箱がある。この箱のどこかに針で穴を開け、外からの光が入る方向に感光板かフィルムを置く。これはいわゆるピンホールカメラというものだ。

クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した「Pinhole Pro S」は、その商品名の通りピンホール撮影専用のレンズである。

最新のデジタルカメラで昔ながらの写真を撮ろうというこの製品が、にわかに注目されているようだ。

・デジタルカメラでピンホール写真を


カナダのトロントに所在を置く企業Thingyfyは、今年の始め頃に「Pinhole Pro」を出展している。

今回はそのワイドアングル版である新製品Pinhole Pro Sが、Kickstarterに投入された。

このレンズの原理は、先述の「針で穴を開けた箱」と同じ。だがこれはデジタルカメラにはめるものだから、写真撮影だけでなく動画撮影にも使える。ピンホール独特の幻想的な画が、デジタル一眼レフカメラで表現できるのだ。

そもそもピンホールカメラは、露出の調整が難しい。だがデジカメの機能を用いれば露出調整は簡単だし、やり直しも利く。しかもPinhole Pro Sはニコン、キャノン、SONY、富士フィルム、ペンタックスなどの主要メーカーのマウントに対応している。よほどマイナーなメーカーのカメラを使っていない限り、互換性に困ることはないだろう。

そして、製品自体の品質も保証されている。ボディーの素材は100パーセントアルミニウム製で、ピンホールは0.05ミリの精密ドリルで穴を開けている。

なお、Pinhole Pro Sは一眼レフカメラ向けの他にも、ミラーレスカメラ向け製品も用意されている。こちらのレンズは、水平120度の広角撮影を可能にするという。

・4300円からの投資枠


Kickstarterでの資金調達は、極めて順調だ。

期限残り27日の時点で、集まった額は7万8000カナダドル(約680万円)。当初の目標額は1万カナダドル(約87万5000円)だから、まさに順風満帆と言える。

投資枠は49カナダドル(約4300円)から。出資者への配送は来年3月を予定している。

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