ドアホンを設置するには、ちょっとした工事が必要なことから、その労力を考えると「多少不便でも今のものを」という気になる。今回は、ドアホン設置の際の労力を完全に排除したプロダクトをご紹介する。
remo+の「DoorCam」は、なんと持ち運びできるテレビドアホンだ。Wi-Fiで通信し、モニタリングはiPhoneやiPadからおこなう。DoorCamにできることを見ていこう。
・さまざまなタイプのドアに取り付けられる設計
DoorCamが1台あれば、自宅や実家など、必要性の高いスポットでの使いまわしができる。設置方法はとてもシンプルで、玄関のドアの上部にひっかけるだけだ。
押し戸の玄関であれば、1-3/8~2"(約3.5~5.1cm)のドアの厚みにフィットするような設計になっている。設置が手軽な割には防犯機能もバッチリ。センサーが訪問者を検知すると160°の広角で映像を撮影、ストリーミングを開始する。
お手持ちのiPhoneやiPadに訪問者が来たことが通知され、音声でのやり取りも可能だ。自宅に設置したDoorCamを使って外出先からも通話できるため、もし、訪問者の挙動のおかしい場合には音声による通告を出すこともできる。
また、いつでもでこども通話できるこの機能は、急な訪問者や宅配便が心配なときなどにも使えて、生活をたいへん融通の利くものにしてくれる。
・クラウドへの保存やナイトビジョンの機能も
訪問者が来た際の通知を逃したり、対応が難しかったりといったときも大丈夫。クラウド上に動画が保存されて、30日以内であればスマホからアクセスできるので、伝言版として使用したり、不審な訪問者の把握にも向いている。
夜は「ナイトビジョン」モードでくっきりとモニタリングできて、まさに隙のない設計だ。内蔵バッテリーにより動作し、バッテリー交換は最大12か月とのこと。
今すぐ手に入れたいところだが、残念ながら現在USのみでの販売となっているので、今後の世界展開に期待したいところだ。
remo+