今回紹介する「Rubbee X」もそれらのうちの1つ。ただ、「使い勝手」という意味では、もしかしたらほかのものより優れているかもしれない。
・高速モーターでタイヤの回転を増幅
Rubbee Xは、サドルの後ろに取り付けて利用する。Rubbee Xに搭載されているモータータイヤが、ちょうど自転車の車輪上部に触れる設計となっており、モータータイヤの高速回転で車輪の回転速度を増幅させるというものだ。
バッテリーモジュールを3つまで取り付けることができ、全て使えばスピードは最大時速32kmまで出るそうだ。1つのバッテリーでも最大時速25kmまで出るので、普段の利用では十分だろう。またバッテリー1つを充電するのにかかる時間も45分と、予想以上に短いのも嬉しい点だ。
・着脱はたったの1秒
自転車に取り付けるパーツは盗難が怖い。しかし、Rubbee Xは、ワンタッチで着脱が可能になるマウントを使うため、Rubbee Xをカチッと1秒で取り外すことができるのだ。
取っ手が付いているので、そのままもち運んで自宅やオフィスで充電し、利用する時に再び取り付けて使うというイメージだ。そのほか、バックライトや経路トラッキング機能なども付いているので、スマート自転車のような使い方もできるだろう。
Rubbee Xは現在Kickstarterでキャンペーンを実施しており、今なら269ポンド(約4万750円)で出資注文することが可能。2017年12月16日までキャンペーンを実施しているが、既に資金調達は完了している。日本への発送にも対応しているようだが、道路交通法上の制限に関しては確認しておいた方が良いだろう。
執筆:Doga
Rubbee X/Kickstarter