・11月最終週に試験を実施
申請用紙が配られたのは、11月12日。そこから、書類選考を経て、11月最終週に、採用試験が敢行される予定。
IITは、インド各地に10校以上存在する。今回対象となっているのは、ボンベイ校のみだが、アップル側は他のキャンパスにも、人事募集の要請を交渉しているらしい。合格者には、入社後、アップルから然るべきポジションが与えられる。プロファイル制作と、コンピューターサイエンスを研究するチームに、配属されるとのことだ。
・他のキャンパスは難色!?
しかし、この参加要請に対し、他校は難色を示している。理由は、そのスケジュール。学内ではほぼ同時期に、セメスター試験(定期試験)が行われるからだ。アップルの希望通りの日程で採用試験を受ければ、学生に大きな負担がかかる。IIT全校が参加するのは、おそらく難しいだろうというのが、大学側就職担当者の見解だ。学校側の意見に反し、当事者である学生たちは、このニュースを大いに喜んでいる。世界のアップルが、自分たちの中から、最高のブレインを選ぶ。IT職の卵たちにとって、これほど魅力的なことはないのだろう。
採用試験実施まで、あと1週間足らず。目論見通り、優秀な人材を発掘できるか否かは、神のみぞ知るところだ。
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