テントといえば陸上に建てるもの。米国のアウトドア企業SmithFlyが、そんな先入観を覆す画期的なテントを開発した。
・水上のためのテント!
今回紹介する新製品「Shoal Tent」は、なんと水上での利用が可能なテント。河であれ池であれ湖であれ、お気に入りの水辺スポットがあれば、そこがあなたのキャンプ地となる。構造上の特徴としては、ポールを一切使わないという点が挙げられる。空気を中に注入するだけで、水上に浮揚するテントが完成する。もちろん防水仕様で、重さや強風にも耐えられる頑丈な造りになっているという。
広さについても、大人が2~3人は寝転んでも問題ないスペースを確保しており、文字通り「ウォーターベッド」が体験できることになる。
・価格は約17万円
使用しないときはコンパクトサイズに折りたたむことが可能。セット一式には、収納バッグやパッチキット、空気注入ポンプが含まれている。本体の重さは約50ポンド(約22.7kg)と、気軽に持ち運べるほどの軽さではないものの、車やバイクに積めば問題ない重さだろう。価格は1499ドル(約17万円)となっている。地球の表面の7割は水に覆われている。「Shoal Tent」でキャンプの候補地が格段に増すこと間違いなしだ。(ただし、安全にはくれぐれも気をつけて!)
Shoal Tent