機体を、米国カルフォルニアにある開発拠点から、オレゴン州に設けた専用格納庫へ移送したことが同社のブログで明らかにされた。
・都市交通に一石?
エアバスが開発しているのは、ローター(回転翼)で垂直に離発着できる乗り物。電動、かつ自動操縦という先端の技術が詰まっている。
垂直に離発着できるので、広い場所を確保することが難しい都市部でも利用できるというメリットがあり、近・中距離の交通手段に向いている。
・飛行シミュレーションも
ブログでは、移送前に機体ととともに写真に収まる開発チームや、部品が外された胴体部分の移送の様子などを紹介。そして、格納庫で再び組み立てられた機体の写真もアップしている。
ブログによると、機体の解体や組み立てには1日ほどしかかからないとのこと。また、機体の準備が着々と進む一方で、移動式管制センターでは初の試験飛行に向けてシミュレーションも行われている。
試験飛行の日時は明らかにされていないが、エアバスの空飛ぶ車開発は間もなく新たな段階を迎える。
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