そんなリアルロボ群の中から、今回ご紹介するのは、中国のスタートアップが開発したプロダクト。12のモーターを持つ、電動犬型ロボット「Laikago」だ。
・頑丈かつ最強のバランス力
最大出力18キロワット、ボディは6DOF。力を入れてねじっても、ちゃんと元の位置に戻るようになっている。歩行の際は前後左右、上下を軸に稼働。芝生や草地の歩行も、思いのまま。20度の傾斜角度だって、楽々登って行く。
衝撃にも強い。蹴られても、バランスを保てるように設計されている。12個のモーターは、熱管理機能を装備。本体の過剰なヒートアップを防止する。
・デベロッパーを対象に予約注文受け付け中
起動は、背面のボタンから。充電用のバッテリーは、おそらく別売になる。一般販売は未定で、現在はデベロッパー向けに予約注文を呼びかけながら、協賛企業を募集しているところだ。ボストン・ダイナミクスがソフトバンクの傘下に入ったように、うまく提携先を見つけられるか。今後の動きにも、注目したい。
Laikago