米国の住宅デザイナーが手がけた「Living Vehicle」。ベッドやキッチンを備えているのはもちろん、ソファや壁掛けテレビ、果てはスピーカーシステムまで搭載していて、さながら"走る戸建て住宅"といった感じだ。
・リビング空間も充実
Living Vehicleは、自動車で牽引することを想定してデザインされたトレーラー。外観はアルミ素材に覆われ、移動屋台やトラックを思わせるが、中はかなり優雅なつくりだ。
全長8メートルで、6人まで寝泊まりができ、クイーンサイズのベッドやロフトベッド、ダブルソファなどを備える。
リビングスペースには32インチのテレビが壁にかけられ、Bluetooth対応の4つのスピーカーを使ったサウンドシステムで映画や音楽をたっぷりと楽しめる。
ちなみに、Wi-FiやLTEのアンテナが屋根に設置され、トレーラー内はワイヤレス空間となる。
・断熱窓で一年中快適に
キッチンにはステンレスのシンクに4つのコンロ、2ドアの冷蔵庫、食料品ストッカー、収納棚などが備えられ、料理も存分に楽しめそう。
またシャワー室、洗面台、洗濯機もあり、キャンプなどの短期利用はもちろん、住処としての利用もありだろう。開発元によると、窓は2重になっていて断熱に優れているので、どの季節も快適に暮らせるという。
Living Vehicleはまずは2018年春に米国で発売する。価格は12万9995ドル(約1480万円)と高価だが、戸建て住宅を購入することを思えば安い、という見方もできるかも?
Living Vehicle