これを改善し、健康な状態に戻すデバイスが、Kickstarterに登場した。1日に浴びる光の量を測定し、トラッキングするウェアラブルセンサー「LYS」だ。
・浴びている光の量をリアルタイムでトラッキング
1日の90パーセントを、室内で過ごす傾向にある現代。特に、都市生活者は自然な光を浴びることなく暮らす人が、大半を占めている。人工照明は、自然光の代わりにはならない。日の光を浴びて初めて、概日リズムは整えられるのだ。そのためにはまず、自分がどれだけ日光を浴びているか、把握する必要がある。
「LYS」には、目の中の光受容体を模倣し、概日刺激を計算するためのセンサーと、特殊開発によるアルゴリズムを搭載されている。最初にセンサーで、ユーザーが日頃どんなタイプの光を浴びているか、リアルタイムで追跡。分析された結果が、専用アプリに直接表示される仕組みだ。
結果を受けたユーザーは、適切な光を浴びるよう、自ら生活の中で改善することができる。交差点では日当たりの良い側を渡ったり、窓際で昼食を食べたり、仕事机の角度を変えるといった工夫を施すようになる。小さな努力は、やがて大きな実となる。本品のトライアルでは、ウェアラブルとアプリを3週間使用しただけで、眠りにつくまでの時間を40%短縮。1日の知覚エネルギーレベルが3倍にアップしたという。
・スタイリッシュなコイン型
本体は、クリップ留め可能な直径29ミリメートルのコインサイズ。どこにでも留められ、どんな服装にもマッチする、スタイリッシュなフレッシュネイビーブールを採用した。バッテリーは1回の充電で、7日間使用可能。水にも強く、長期間の使用にも十分耐えられる。
早期割引価格は、59ユーロ(7800円)。オーダーは、11月16日まで受け付けている。
LYS/Kickstarter