「Leap Motion」は、人の両手の指10本を使い、そのモーションを高い精度で認知する。右の親指、左の人差し指など、それぞれの指の動きや、手首のちょっとしたひねりなど、1/100ミリメートルの精度で動きを検知し、一般的なアートのモーショントラッキングツールの何百倍の精度を誇るという。こういった「Leap Motion」の特徴を活用し、指でポイントを指定して、跳ね返るボールを誘導し、ブロックを崩すゲームも試験開発されている。
さらに、「Leap Motion」コントローラーに対応しているアプリを集めた「Airspace」というプラットフォームが用意されており、ユーザーはここで、この技術を使った新しいアプリを見つけることができる。ダウンロードしたアプリは、「Airspace Home」に収納される。新しいアプリだけでなく、例えば「Google Earth」のような既存のアプリでも、「Leap Motion」コントローラーに対応するようになったものは、同じように「Airspace Home」に表示されるので、技術に対応しているツールの区別がつきやすくなっている。
現在のところ、「Airspace」では約50のアプリが利用可能で、将来的には、開発者たちは自社開発したアプリを無料または有料で販売できるようになる見込み。「Leap Motion」コントローラーは、79.99ドルでプレオーダーを受付中で、7月22日に発送される予定だ。
Leap Motion Controller