その音声操作機能を搭載したタッチスクリーン付きのスマートハブ「Lynky」がクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した。「スクリーンも欲しい」というニーズに応えるもので、価格も1万円台とお手頃だ。
・音声/手操作どちらでも
音声アシスタント機能搭載デバイスといえば、Amazonのエコーが真っ先に思い浮かぶ。先日、ソニーも同様のスピーカーを発表した。しかしLynkyは、スクリーンを搭載しているという点でそれらと一線を画す。スクリーンは5インチで、タッチと音声どちらでも操作が可能だ。
両方が使えるメリットはというと、例えば照明のオンオフは音声で、微妙な色合いはスクリーンでを設定する、といったことができること。
音声操作が便利なのは疑う余地はないが、おそらく時と場合によってはスクリーンもあった方がいい、というのは多くの人が思うところだろう。ちなみに、Lynkyはエアコンの操作パネルのように壁にかけて使うことも可能となっている。
・APIを公開
もちろんLynkyでは照明だけでなく、スマートロックやセキュリティカメラなどあらゆるスマート家電を接続させることができる。しかもデベロッパー向けにAPIを公開。加えて、IFTTTをサポートするので200以上のサービスと連携するのも特徴だ。
また、Lynkyには専用アプリも用意されていて、Lynkyに集約したスマート家電類の状況を出先から確認することもできる。
・リーズナブル価格
何よりLynkyを際立たせるのは、その価格。予定小売価格149ドル(約1万7000円)のところ、Indiegogoでは99ドル(約1万1000円)~となっていて、エコーなどと比較すると破格といってもいいだろう。
Indiegogoではまだ目標額の15%ほどしか集まっていないので商品化にこぎつけられるかは微妙なところではあるが、気になる人はまずはサイトをチェックしてみてはどうだろう。出資はあと1カ月ほど受け付ける。
Lynky/Indiegogo