ビデオとウェブが一体になった制作・編集ツールとイメージすれば分かりやすいかもしれない。カメラを“自分撮り”モードにして撮影しながら、画面をタッチして地図や写真、ビデオといったネット上の材料を録画している画面に登場させることができる。つまり、テレビで観るニュース番組のようなものを、ユーザー自身がiPadを操作しながら制作できるというわけだ。録画しながら使えるビデオアプリにはほかにもTwitterストリーム、ヘッドライン、ライブ投票などがある。
さらにすごいのは、視聴する側も画面に表示された地図やウェブページなどをタッチするとその画面が拡大表示されたりすることだ。必要に応じてさらに詳細な情報を入手するのも可能で、まさにインターラクティブな構造となっている。また、TouchCastのビデオアプリライブラリーはオープンなので、デベロッパーがオリジナルのビデオアプリを制作することも可能となっている。
アプリのダウンロードは無料。間もなくPCでも使えるようになる見込み。
TouchCast