一度始めると、なぜか病みつきになってしまうハンドスピナー。すでにいろいろな形状の製品が流通しているが、その中で「我々が普段使っているものをハンドスピナーにしてしまおう」と考える人たちも現れた。
「普段使っているもの」とは、すなわちスマートフォンである。
・スマホそのものを高速回転させる
スマホの背面に取り付ける輪っか、いわゆるリングホルダーというものがある。
リングホルダーは何かと便利だ。いざとなったらスマホスタンドにもなる。
そのリングホルダーに、ベアリングを取り付けてみよう。するとスマホが指の上でクルクル回転するようになる。「Zonto」は手持ちのスマホを高速ハンドスピナーにしてしまうリングホルダーだ。
上手くやれば3分は回転し続けるというZonto、スマホの画面の壁紙を工夫してアーティスティックなハンドスピナーを創造することもできる。指の上だけでなく、机の上で回すことも可能だ。持ち方を変えて、様々なパフォーマンスを開発できるかもしれない。
このZonto、何と専用アプリも用意している。Zontoを装着したスマホでどのようなパフォーマンスができるのか、それを公開するためのサービスである。
スマホの上に皿やコーヒーカップを乗せ、中華料理のターンテーブルのように回すという使い方もできそうだ。
・8ドルからの投資枠
Zontoは現在、Indiegogoのキャンペーンページで8ドル(約910円)からの投資枠を設けている。定価は1個25ドル(約2800円)だそうだ。
日本への配送にも対応していて、今年12月からの出荷を予定しているという。
決して高くないものなので、試しに投資してみるのもいいだろう。街中でさりげなく回せば、周囲から大いに注目されるに違いない。
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