座りっぱなし、そして歪んだ姿勢を続けると骨格などに影響が出て痛みを伴うようになる。座り続けることで寿命が縮むという研究結果もあるほどだ。
そこで開発されたのが、姿勢や動きをモニターするデバイス「8sense」。衣服の首部分に取り付けると姿勢などをチェックし、バイブレーションで歪みを直すよう促してくれる。
・各種センサーを内蔵
良い姿勢をとった方がいいのはわかっていても、何かの作業に熱中しているときなどは忘れてしまう。意識するように心がけていてもそうなってしまう。
そこで、客観的データに基づいて注意を促すのが8senseのクリップ。3軸ジャイロメーターや加速度計、デジタルモーションプロセッサなどを内蔵し、ユーザーの動きを常にウォッチ。歪んだ姿勢になると、リアルタイムにソフトなバイブレーションで注意を促す。
・アプリでコーチも
また、クリップには専用アプリも用意されている。1日のうち、どれくらい座ったり、歩いたりしていたのかその割合や、どの部分の筋肉をその日よく使ったのかなどもグラフィックスで表す。
加えて、腰痛や肩こりといった症状の予防にも主眼を置いていて、筋肉のストレッチなどコーチングも充実。定期的に体を動かすことで健康を維持できるようサポートしてくれる。
8senseはドイツのスタートアップが開発し、現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募っている。今なら79ユーロ(約1万円)~となっているので、「最近腰が痛い」「デスクワークが多い」という人はチェックしてみてはどうだろう。出資期限は11月23日。
8sense/Kickstarter