・手首の超音波からアルゴリズムで手の動きを予想
ハンドジェスチャーは、直感的な操作への可能性からスマートデバイスの制御などへの導入が期待されてきた。例えば、部屋のライトのスイッチや窓を開閉するなどの操作などだ。だが、ハンドジェスチャーの操作は外的影響を受けやすいなどのマイナス面もある、といった捉え方もあったのも事実。今回の研究では、医療分野で用いられている超音波の検知を活用し、アルゴリズムにより、筋肉の動きを分類。手首の筋肉の動きから、手の動きを認識することを可能にした。
・指先を動かすだけで様々な操作が可能に
チームの発見は非常に高い精度を示しており、この結果、指先を少し動かすだけで、スマートウォッチに指示を与えることなども可能になるという。またこの技術は、ギター等の指先を使用する技術の訓練の際や、人工装具のコントロールなどにも活用される可能性を持つという。
スマートデバイスの新たな操作方法を生み出す可能性を持つ研究に期待が高まっている。
Bristol University