サムスンによると、この手の消費者向けモバイルデバイスは世界初。価格は未定で、まずは韓国で発売する。
・LTEで接続
IoT機器向け通信規格NB(Narrow Band)-IoTを搭載しているのが特徴。このメリットはというと、低速ながらLTEでインターネットに接続可能なことだ。
追跡トラッカーとしてはBluetoothを活用したものが主流だが、こちらはスマホと連携可能な範囲の外に出ると追跡できなくなる。しかし、Connect TagはLTEで通信できるので範囲に制限はなし。また、建物の中や地下でも専用のアプリ(Android、iOS)で正確に位置を把握できる。
・防犯ブザーのよう
大きさは4.21センチ四方で厚さは1.19センチ。荷物やペットの首輪、子供のバッグなどにに取り付け可能なサイズで、よく小学生がランドセルにつける防犯ブザーのように見えなくもない。
ブザーのような大きな音は出ないものの、迷子になったときにボタンを押して親のスマホに居場所を知らせることができるので、子どもに持たせるのにうってつけかもしれない。ちなみに防塵・防水規格IP68をクリアしていて、屋外でも安心して利用できる。
・スマート家電と連携も
また、もう一つの特徴として、スマート家電と連携する機能がある。たとえばConnect Tagをつけたユーザーが家に近づくと家の照明などがつくように設定できる。
かなり使い勝手が良さそうなこのスマートトラッカー、サムスンは韓国で発売後すぐに他のいくつかの国でも発売するとしていて、日本での展開も期待したいところだ。
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