そう感じている人に紹介したいのが、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Voladd」。数千ものオブジェのデータが用意されていて、タップするだけで3D出力できるという“お手軽3Dプリンター”なのだ。
・ブラウズして出力!
ポイントは、オンラインプラットフォームにオブジェのリストが用意されていること。リストは多岐のジャンルにわたり、Voladdの紹介ビデオではスピナーやイヤホンホルダー、しおりといったものが出力されている。
プラットフォームのリストは写真付きなので、ブラウズして欲しいものを見つけたらプリントのボタンを押すだけ。ソフトウェアをインストールしたり、データをダウンロードしたりする必要はなく、操作はかなりシンプルだ。
・オブジェデータの共有も
もちろん、データをアップロードして、オリジナルのオブジェも出力できる。しかも、プラットフォームではデータを誰かと共有することも可能だ。
たとえば、デザインを学ぶ学生でグループをつくり、それぞれのデザインを出し合い、自分のもの以外の作品を出力するということも簡単にできてしまう。
・環境に優しい素材
フィラメントは植物ベースのPLAバイオプラスティック。使い終わったらリサイクルゴミとなり、開発元は環境に優しいこともセールスポイントにしている。
現在、Kickstarterではプリンターとカートリッジのセットが499ユーロ(約6万6000円)~となっている。出資は11月26日まで受け付け、発送は今年12月を予定している。
Voladd/Kickstarter