単に「地図」としてのツールにとどまらないそのGoogleマップがこのほど"旅行先"に冥王星などの惑星や衛星を新たに追加した。土星探査機カッシーニによる写真を活用していて、誰でも壮大な宇宙旅行が楽しめる。
・クレーターもリアルに
Googleマップで、国際宇宙ステーションや月を見ることができるようになったのはまだ最近のことだが、今回さらに金星と冥王星、そして10の衛星が加わった。
地球のマップと同じように、ズームしたり、マウスでグリグリ動かしたりすることが可能で、地球からかなり離れた冥王星のクレーターや、厚い雲に覆われている金星の様子を観察できる。衛星の外観がそれぞれに異なることもみてとれる。
・地球からズームアウト!
これらのマップは、カッシーニが宇宙をさまよいながら撮影した50万枚もの写真をベースに、天文アーティストBjorn Jonsson氏の協力を得て作成された。
写真を元にしているだけに地表のゴツゴツ感がわかるなどかなりリアル。ちなみに、宇宙空間マップで惑星や衛星の一覧からみたいところを選択することができるほか、Googleマップの地球からズームアウトして宇宙に旅立つという楽しみ方もできる。
さあ、あなたも宇宙旅行に出かけよう!
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