Poppyは見た目も大きさも双眼鏡のよう。ファインダーの先にiPhoneをセットして、先端についているボックスをくるりと180度回転させれば準備OK。覗き込むと立体的な映像が飛び込んでくる。撮影したビデオや写真はiPhoneに保存でき、その場に居合わせなかった人もあたかも現場で目の当たりにしたような映像をとることができる。
実際どんな仕組みになっているかというと、鏡を使いながらiPhoneのカメラで2つの立体的なイメージをとらえ、Poppyのレンズがその2つのイメージを重ね合わせることで3D映像ができる。単純といえば単純だが、万華鏡をのぞいた子どものように驚きや新鮮さが得られるはずだ。また、隠れた使い方としては、YouTubeなどにある3Dビデオを鑑賞する際にPoppyを使うと、きれいにみえる。
バッテリーもなし、エレクトロニクスもなしというシンプルでいて使うのが楽しいガジェットだが、値段も魅力的で今なら49ドルで入手できる。出荷は今年12月の予定しており、米国外にも発送してくれる。
Poppy