広げて2つの画面を隣り合わせにすることでタブレット端末のようにも使えるというもので、日本ではドコモから発売する。
・6.75インチのタブレットに
Axon Mは、折りたたんだ状態だとフロントとバックにディスプレイがくる。ディスプレイのスペックは2つとも同じで、サイズは5.2インチ、フルHDで解像度は1920×1080。
これらのディスプレイが隣り合わせにくるよう広げられるのがAxon Mのポイント。2つのディスプレイをつなげれば、6.75インチとタブレット端末に早変わりする。
・同じコンテンツを2人で楽しむことも
使い方はさまざまなモードが用意されている。まず、1つの画面でビデオを鑑賞、もう1つの画面では天気情報などをチェックしたりとそれぞれ別の操作をできるモード。
それから、Axon Mに角度をつけて置き、2人が向かい合わせになりながら同じコンテンツを各スクリーンで楽しむ方法もある。
Axon Mを広げてタブレットサイズで映画鑑賞したりゲームをしたりできる機能もかなり使えそうだ。こうしたデュアルスクリーン操作を可能にしているのが、Androidのスプリットスクリーン機能なのだという。
・ 厚さ12.1ミリ
スクリーンが2つもあるとかさばるのではと懸念する人もいるだろう。しかし単にスマホ2つをつなげたという感じはなく、厚さは12.1ミリ。重さ230グラムも、スマホとタブレットの両方を持ち歩くことを考えれば許容範囲内とみる人は少なくなさそうだ。
ZTEによると、日本ではドコモから、米国ではAT&Tから他の国に先駆けて年末までに発売する。折りたたみ式スマホはサムスンなども開発しているだけに、今後のスマホマーケットに変化が起きる可能性は十分ありそうだ。
Axon M/ZTE