たくさんの埋もれた素晴らしいアプリを見つけやすくしようと、Edwin Cooper氏が開発したのが、「OttoCat」という自動カテゴライズシステムだ。氏の調査によると、それぞれのカテゴリ内でランキングトップ100に入るアプリは、全体数のわずか0.5%に過ぎず、約30%のアプリが評価もコメントも記入されていないという。
「OttoCat」は、言語分析のシステムを活用し、App Storeのすべてのアプリをカテゴリー分類するというもの。特許を取得している“言語学評価”技術をもとに、それぞれのアプリをカテゴリーごとに区別し、アプリを見つけやすくするよう、“Book”“Business”“Education”“Entertainment”“Food & Drink”“Lifestyle”“News”“Social Networking”“Sports”“Travel”など、全部で23のカテゴリーに分類。また、23のメインカテゴリーのほかに、50万のサブカテゴリーを作成し、たとえば“Entertainment”カテゴリーは、“cinema”“music”“comedy”など、さらに細かく分けられる。1つのアプリは、平均しておよそ10のカテゴリーにまたがっているという。
「OttoCat」では、現在Webでのみサービスを利用できるが、今後タブレットやスマートフォンにも対応させる予定だ。また、「OttoCat」からアプリを購入した場合、5%オフになるという。
OttoCat