そうしたブロッキングは従来、実際に人で行うが、このほど登場したiOSアプリ「Blocker」を使えば簡単にできそうだ。なんと、AR(拡張現実)の技術を用いてスマホなどを通して見た風景の上に、3Dのキャラクターをオーバーレイできる。
・自由にシミュレーション
どういうことかというと、まず実際の空間を撮影し、それをベースとした AR空間を作成。そこに3Dのキャラクターを登場させるというわけ。
ここにキャラクターを置いたらどうか、この角度で撮影したらどうなるか、といったことを自由自在にシミュレーションでき、そのためのさまざまなポーズのキャラクターや乗り物などが用意されている。
・場面入れ替えも簡単
場面ごとにスクリーンショットを撮りこれを並べてストーリーボードまで作れてしまうので、場面の入れ替えなどもスムーズに行える。
また、このアプリは、ユーザーによって使用するカメラが異なることも考慮に入れていて、カメラのプリセットは400以上。データの共有も簡単なので、チームで撮影を進めるときにかなり重宝しそうだ。
映像制作の作業を効率化してくれること間違いなしのこのアプリ、ダウンロードは無料となっている。
Blocker