米国のスタートアップが開発した「LunaR」。なんと、ソーラーパネルを搭載し、太陽光だけでパワーを賄えるというもの。
見た目は普通のアナログ腕時計のようだが、スマホのノーティフィケーションをお知らせしたり、歩数を計測したりと、れっきとしたスマートウォッチだ。
・ライトでも充電可
ずばり、文字盤を覆うカバーがソーラーパネルになっている。光を受けて発電し、時計内部にあるリチウムイオンバッテリー(容量110mAh)を充電する。
発電効率などが気になるところだが、毎日1時間光に露出するだけで十分な電力を賄えるという。そして、太陽光に限らず人工光でも大丈夫なので、雨の日でも電池切れになる心配はなさそう。
・LEDライトでお知らせ
機能としては、まずはコールやメッセージなどの着信をお知らせするノーティフィケーションが挙げられる。文字盤の「12」にあたるところにLEDライトが埋め込まれていて、そこを光らせて通知する。Facebookのメッセージは青、Snapchatは黄色、Gメールは赤というふうに、色で使い分ける。
また、LunaRは加速度計などを内蔵していて、活動量計としても使える。歩数などのデータをLunaRに表示することはできないが、スマホアプリで確認できる。ちなみに、1日の目標歩数などを設定しておけば、達成時にLEDライトや振動でお知らせすることは可能だ。
そのほか、睡眠モニターやデュアルタイムゾーン表示の機能もある。
もう一つ、LunaRの魅力は価格。値が張るスマートウォッチが多い中で、LunaRは今なら138ドル(約1万5500円)の出資で入手できる。すでに目標額は達成していて、年内に発送が始まる見込みとなっている。出資期限は10月24日。
LunaR/Kickstarter