Kickstaterに登場したのは、2足歩行の組み立て式ロボット「Hubert the Humanoid」。オープンソースの学習プラットフォームを参考に、ロボットの構造を自由に学べるようになっている。
・24個のカスタムサーボで歩行
5年の歳月をかけて製品化された本品。これ1台でロボット工学の基礎を習得できるよう、開発チームが研究を重ねてきたという。そのかいあって、完成したロボットはかなり本格的。24 個のカスタムサーボを使って直立歩行し、滑らかな動作で細かい作業もこなす優等生だ。
サーボ制御には、Arduino互換のマイクロコントローラーを使用。操作は、Micro Pythonによって行う。頭部に、デュアルカメラステレオHDビジョンカメラを搭載。LCDタッチスクリーンも用意され、インターネットの接続も可能だ。オンボードのRaspberry Pi 3に、必要なすべてのソフトウェアがプリロードされているため、面倒なインストール作業をすることもない。本体を覆うメタルシートカバーは、ネジで留めているだけなので、いざとなれば、部品も簡単に取り替えられる。
・無料で学べる学習プラットフォームも用意
開発元はまた、ArcBoticsという専用の学習プラットフォームも用意。組み立てのマニュアルをはじめ、ロボット工学に必要な知識を、無料で学ぶことができる。
Kickstaterでの人気は上々で、すでに目標の2倍以上の金額を達成している。支援受け付けは、10月13日まで。プレオーダーは、799ドル(約8万9000円)から。
Hubert the Humanoid/Kickstater