ただし、目先の自動化となると、そういった機能を実装しているアプリはかなり限定されるのが現状だ。
いまのところ、アプリやスマホの機種の垣根を超えた自動化には、ローテクなものが威力を発揮してくれる。
今回ご紹介するのは、スマホに接続した指が画面をなぞり、自動で画面を送ってくれるガジェット「Tinda Finger」となる。コードやツールと格闘しながら、苦労してアプリ動作の自動化に取り組む人にとっては、画面外に目を向けることでのシンプルなブレークスルーに気づかされるだろう。
・ハンズフリーで写真鑑賞が楽しめる
Tinda Fingerでは、第一関節あたりから先のリアルで指と指先についているソフトな素材により、あなたの替わりにスマホ画面を高速スワイプしてくれる(1時間に6000回以上!)。
一定の速度で画面を右に送り続けてくれるので、次々とフォトアルバムにストックした写真を観るのに最適だろう。ハンズフリーで写真の鑑賞が楽しめて、その写真をしばらく眺めるかスワイプするかの判断をする必要がないため、余分な選択のエネルギーを浪費することがない。
これは思っている以上に作業を楽にするので、写真のチェックをルーチン化している人への恩恵はとても大きいだろう。
・iPhoneユーザーとAndroidユーザーどちらも利用可能
電源供給はスマホの充電ポートから行い、LightningやMicro USB、USB-Cのものが用意されているため、iPhoneユーザーかAndroidユーザーかによって、それぞれのタイプを選ぶことになる。
ベースの色はピンクと水色。ユーモアが効いているので、ちょっとした贈り物にもピッタリだ。
現在、Kickstarterで出資を募っており、1個につき7£(約1050円)の出資でプロダクトを手に入れることができる。贈り物として考えている方は、31£(約4670円)出資して5個まとめて手に入れる方法もある。
Tinda Finger/Kickstarter