・窓に貼ったソーラーパネルで発電し、デジタルガジェットの充電に活用
「Jenni」は、縦横10インチ(約25センチ)の正方形で厚さ2インチ(約5センチ)の本体と、窓ガラスに貼ることができる発電量20ワットのソーラーパネルで構成。
本体には、発電量5ワットの小型ソーラーパネルや120Wh(ワットアワー)のリチウムイオンバッテリーのほか、充電ポートとして、4つのUSBポートとUSB-Cポート、ワイヤレスQi(チー)充電パッドが備えられている。
ソーラーパネルで発電されたエネルギーは、本体の充電ポートを通じて、パソコンやスマートフォン、LED照明などに活用できる仕組みだ。
また、「Jenni」は、天候や日照時間、ユーザーの充電パターンなどをベースに、エネルギー需給量を自動で予測するほか、WiFiを介して常時インターネットに接続され、ユーザーは、専用スマホアプリから、発電効率やバッテリー残量などをいつでも確認することができる。
・2018年5月には一般発売へ
「Better Current」では、現在、「Jenni」の量産化に備え、10万米ドル(約1100万円)を目標に、Indiegogo(インディーゴーゴー)でクラウドファンディングを実施中。
229米ドル(約2万5190円)以上を出資した先着100名までのサポーターには、報酬として「Jenni」が提供される。
なお、「Jenni」は、2018年5月に一般発売される見通しで、価格は349米ドル(約3万8390円)となる予定だという。
Jenni