そのキャンパーバンをより快適にしようと、フォルクスワーゲンが新型バン「California XXL」の構想を発表した。従来のバンよりゆったりしたスペースを確保し、アメニティも充実させている。
・四輪駆動でオフロードも対応
California XXLは、同社が販売するCaliforniaバンをベースとしているが、XXLの方がCaliforniaオリジナルより天井が高く、また車幅も広い。
性能での特徴はというと、四輪駆動であることがまず挙げられる。キャンパー生活ではワイルドな道を走ったりすることが往々にしてあることを考慮に入れたもの。また、175馬力のディーゼルエンジンもタフな環境でのドライブをサポートする。
・パノラマ天井で星空観察!
また、キャンパーバンは住居空間も兼ねるので快適性が重要になってくるが、XXLではトイレやシャワースペースがゆったりになり、ロフト式のベッドエリアは空調が効く。
キッチンは冷蔵・冷凍庫やマグネット式の調味料棚などを備え、エスプレッソメーカーやゴミ箱もビルトインされている。搭載のBBQグリルや折りたたみ式のテーブルを使って快適に食事も楽しめそう。
また、天井はパノラマ窓になっているので夜は星空観察もできるなど、キャンパー生活ならではの贅沢も味わえる。
残念ながら、このバンはまだコンセプトの段階で商品化は未定とのこと。ただし、フォルクスワーゲンはコンセプトを発表して実用化するという慣例があるので、具体化は期待できるかも。