そこで、Kickstarterにて大変画期的な水槽お掃除ロボットが登場した。それが「MOAI」だ。
・水槽内をかけ回って掃除
MOAIは、主に掃除用のパッド、強力磁石(水槽内)、そして機械が搭載されたロボット部分(水槽外)で構成されている。磁石で水槽内にくっついた掃除用パッドをロボットが動かし、自動走行しながら水槽内を綺麗に掃除してくれるという仕組みだ。
しかも、超音波センサーで現在位置を把握し、すでに走った経路は避けて効率的に掃除をしてくれる。これぞまさしく「水槽版Roomba」と呼べるだろう。
タイマーを設定しておけば指定の時間に掃除を開始してくれたり、バッテリー切れや、掃除を終えた時には自動で専用ドックへ戻ってくれるという機能もついている。
・スマホ操作も可能
さらに、本体にはカメラも搭載されているため、スマホの専用アプリを通せば水槽の中を眺めながらマニュアルで掃除することや、写真、動画の撮影をすることも可能。カメラアンルグも120°あり、1080PのHD撮影なのでなかなか綺麗な撮影ができそうだ。
また、屋外でも遠隔で鑑賞や掃除ができるので、留守にしていても安心だ。ただ、MOAIは水槽の角を曲がることができないため、一面ずつの掃除となる点が惜しいところ。
結局、専用ドックを毎回配置換えし直さなくてはいけないのではないかという不安もあるが、掃除そのものの手間を軽減できることは間違いないだろう。ちなみにMOAIは今なら199ドル(約2万1400円)で、キャンペーンは2017年10月31日まで実施されている。
飼っている魚のためにも、こうしたロボットに掃除を託してみるのも良いだろう。
執筆:Doga
MOAI/Kickstarter