・ベンチャーに55億円出資
このサービスを始めるにあたり、米国でライドシェアを展開しているスタートアップViaとジョイントベンチャーを立ち上げる。合弁事業にメルセデスは5000万ドル(約55億円)を出資する。
また、ダイムラーのモビリティ部門も戦略的投資家としてこの事業に加わり、事業展開にあたってはヨーロッパの公共交通機関とも提携する。
・米国での実績を評価
ニューヨークに拠点を置くViaは、データ解析などを使ってオンデマンド型のライドシェアサービスをニューヨーク、シカゴ、ワシントンD.C.で展開しているスタートアップ。現在、月間100万のライドシェア利用があるという。
メルセデスは「我が社のエンジニアリング技術と、Via社のテクノロジーを融合させることで、効率的で利用しやすいライドシェアリングサービスを提供できる」としている。
料金など具体的な内容はまだ明らかではないが、メルセデスが言うように使い勝手のいいサービスであれば、自宅から最寄り駅までライドシェア、駅からは公共交通機関というスタイルが都市部で定着するのは意外に早いのかもしれない。
Mercedes-Benz