ただ、従来のカメラとはまるで違うエキサイティングな画像を見て、そろそろ物欲を抑えられなくなってきている方も多いことだろう。
そんな方に朗報。廉価で購入できクオリティの高い360°画像が撮影できる「NoMatterWhat」が登場した。この360°カメラの価格は39.99ドル(約4400円)となっており、iPhone7/7Plusで使用できる。
360°カメラ入門機の購入を検討している方には十分すぎるほどの性能を持つこのプロダクトについてご紹介していく。
・充電やBluetooth接続も不要
ポケットに収まり、気軽に持ち運べるNoMatterWhatは、なんとバッテリーを搭載しておらず、したがって充電も不要だ。
iPhoneカメラを直接利用するため、多くの360°カメラがBluetoothやWi-Fiによるスマホとの接続が必要なのに対して、こうしたものも一切必要としない。
iPhoneにカメラを取り付け、iOSアプリを通してワンタッチで撮影すると、数秒で360°画像が完成する。その画質は6K解像度となっており、静止画として十分すぎるクオリティだ。
もちろん、InstagramやFacebookへの投稿機能もあり、撮影した写真はすぐに共有できる。
・180°以上を捉えるデュアルレンズで撮影
この360°カメラこれほど価格を抑えて発売できる理由は、高度な技術で設計されたレンズシステムによる、シンプルな仕組みの実現にある。
NoMatterWhatは、球面レンズと非球面レンズの組み合わせでiPhoneカメラの視野を広げ、各カメラが180°以上の画像を撮影できるようにしている。
2台のカメラで撮影した画像を統合することで360°画像を生成しているのだ。また、デリケートな精度を要求される本体は、3Dプリントによって、0.1mm以内の誤差で製作されているとのこと。
このように、手軽に試せる価格ながら、画質にも妥協しないNoMatterWhatは、とてもコストパフォーマンスの高い360°カメラだといえるだろう。手に入れたい方は公式ホームページから、9月22日までの期間でプレオーダーを受け付けている。発送は3~6週間とのこと。
NoMatterWhat