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都市部で世界初!アイスランドの首都でドローンによるフードデリバリーが開始

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イスラエルのスタートアップ企業「Flytrex」は、アイスランドの大手オンラインマーケットプレイス「AHA」と提携し、2017年8月、首都レイキャビクにおいて、ドローン(無人航空機・UAV)によるフードデリバリーサービスを開始した。

・ドローンの活用により配送コストを6割削減


幅の広い河川によって隔たれているレイキャビクでの移動では、しばしば迂回する必要があり、配送の時間やコストが課題となっていた。

そこで、このサービスでは、6.5ポンド(約2.95キログラム)までの運搬物を最長6マイル(約9.65キロメートル)先まで運ぶことができる「Flytrex」の運搬用ドローン「Mule」を採用。

「Mule」を使ってレイキャビクにある「AHA」のオフィスから対岸の中継地点までの直線距離2マイル(約3.2キロメートル)をわずか4分でつなぐことにより、約6割の配送コストを削減できるという。

・アイスランド国内外でドローン配送サービスが広がる!?


ドローンを活用した輸送サービスとしては、米カリフォルニア州の「Zipline(ジップライン)」が、ルワンダやタンザニアでドローンによる輸血用血液の輸送サービスに着手しているが、都市部でのオンデマンド型のフードデリバリーサービスにこの仕組みを導入したのは、レイキャビクが世界初の事例。

「Flytrex」と「AHA」では、今後、アイスランド国内のみならず、グローバル規模で、ドローンによるデリバリーサービスを展開していきたい考えだ。

Flytrex

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