世間のスマートウォッチへの注目度が少しずつ薄れてきている今日、ちょっと変わったスマートウォッチが再び注目を呼んでいる。それが、iOS、Android OS両方に対応しているスマートウォッチ「Arrow」だ。
・1080HDカメラ搭載で360°の方向可変
Arrowの一番の売りはそのベゼルに搭載された1080HD対応カメラだ。ベゼルを回せば360°カメラの向きが切り替わり、写真、動画を撮影することが可能なのだ。解像度は5MPと低めだが、これほど小さな端末にカメラレンズを搭載することは簡単なことではなく、追加パーツなしでこれらを実現できたことが驚きである。盗撮などの犯罪に使われないかどうかが心配ではあるものの、これで今までより簡単に写真撮影、セルフィー撮影ができるようになるだろう。
・スマートウォッチとしての基本機能もバッチリ
もちろんカメラ以外にも、スポーツトラッカー、音楽再生、写真編集、GPSトラッキング、通知と、スマートウォッチとしての基本機能もバッチリだ。バッテリー容量は400mAhで、理論上1〜2日の利用が可能のようで、無線充電にも対応している。何より専用アプリ上で諸々の機能を司ることとなるため、iOSやAndroid OSどちらでも利用できる点も強みといえるだろう。撮影した写真を即座にSNS上に投稿することも可能だそうだ。
Arrowは今ならIndiegogoにて149ドル(1万6190円)で注文でき、2018年2月頃発送の予定だ。新しいスマートウォッチを求めていたという人にぜひカメラのクオリティを実際の目で確かめてもらいたいものだ。
執筆:Doga
Arrow/Indiegogo