元Appleの社員が開発したアプリということでMacとの親和性も大変高く、クオリティも問題ないのであるが、有線であるということが難点の一つだ。そして、今回紹介する「Luna Display」はduetのさらに上をいくかもしれない。
・無線で高品質なセカンドディスプレイを実現
Luna Displayは、専用の小型スティックをMacのMini DisplayポートかUSB-Cポートに接続し、WiFiと専用アプリを通してiPadを無線セカンドディスプレイにしてくれる。従来の似たアプリは、どれもMacのソフトウェアに依存していたため、多少iPad側でラグがあったり、投影される画像の質が低くなってしまったりと、ユーザーはそれらの点を妥協して利用してきた。しかし、Luna Displayのスティックがいわゆる拡張ハードウェアのような位置付けとなるため、ソフトウェアのグラフィックスパフォーマンスを支え、高品質なセカンドディスプレイを実現してくれるのだ。
・Apple Pencilなどのアクセサリーにも対応
もちろんiPad側はタッチパネルなので、指で操作することも可能で、2本指スクロールにも対応している。さらに、Apple PencilやBluetooth Keyboardにも対応しているため、クリエイターにとっても満足のいく環境を用意できるのではないだろうか?Luna Displayは、Kickstarterにてキャンペーンを実施しており、今なら1つ59ドル(約6480円)で注文できる。キャンペーン開始後なんと数時間で資金調達を完了させてしまったほど、世界から注目されている。
キャンペーンは2017年10月19日まで実施されているようなので、まだまだ間に合うぞ!
執筆:Doga
Luna Display/Kickstarter