Pebble smart watchやthe Ouyaのような大ヒットプロジェクトが次々と現れ、莫大な投資資金を集めている今、まさに企業が求めているのが、Kickstarterのような、資金集めのプレオーダーエンジンといえるだろう。
まだサービス化されていないサービスや新製品のアイデアは、性能などのテスト経験に乏しく、また資金集めの経験がほとんどないのが実情で、それが投資家にとって懸念の種になっている。
そんな不安の声に対応するために、Kickstarterでは、レンダリング加工を施したようなあいまいなイメージ画像は禁止しており、製品の現開発段階での性能のみを提示するよう求めている。
このKickstarterは、物を売る場ではなく、アイデアを実現する場として活用されることが期待されている。
Kickstarterによって、起業者は資金集めを円滑におこなえるようになり、投資家にとっては投資するサービスや製品を見極めたり、コミュニティを作って情報収集できるなど、大きな助けとなるだろう。