・現実空間にデジタルで“隠れメッセージ”
「mirage」は、現実空間に存在する物体を撮影し、この画像にデジタルメッセージを添えることで、現実空間に“隠れメッセージ”を残すことができるARアプリだ。
具体的な使い方としては、まず、モバイル端末でこのアプリを立ち上げ、街の看板や花壇、マンホールなどの物体を撮影。
さらに、この画像に、テキストメッセージを挿入したり、絵文字やアニメ—ションGIFなどで装飾して、「mirage」のプラットフォームに投稿する。
投稿された画像は「mirage」のオンラインマップで表示され、その近辺にいるユーザーだけが、「mirage」のアプリでその画像を閲覧できる仕組みだ。
なお、投稿画像は、原則として投稿から24時間で消滅するが、ユーザーの人気投票によって、公開時間を延長させることもできる。
・ARを応用した位置情報ベースの画像コミュニケーションツール
「mirage」は、ARを応用したユーザー参加型の画像投稿プラットフォームでありながら、位置情報ゲームアプリ「Pokemon GO」のような“宝探しゲーム”の要素も兼ね備えているのが特徴。
現実空間にデジタルなコミュニケーションプラットフォームを付加することで、リアルな場所に思いがけない出会いや楽しみをもたらし、場所を介した人と人とのつながりやコミュニケーションを生み出している点が興味深い。
mirage