いずれにせよ、リカンベント自転車は今後普及していくだろう。そしてクラウドファンディング界隈では、このような製品も出展されている。
・坂道も難なく走破
シンガポールの企業が開発した「MC2 Chopper bike(以下MC2 )」は、リカンベント型の派生と言うべき自転車である。
「チョッパーバイク」と名付けるほどだから、その姿はまるで映画「イージー・ライダー」に出てくるあの二輪車のよう。今すぐにでも長距離ツーリングに行けそうな、男心くすぐるワイルドな設計だ。実際にロングドライブを想定しているようで、背もたれは搭乗者の負担を軽減する形状。そしてアシストモーターが搭載されている。
>女性がMC2で坂を登る動画もあるが、まったく息を切らしていないMC2はバッテリー容量の違う2種類が用意されている。上位機種の「Chopper+」は、10.2Ahバッテリーで最大80kmの距離をアシスト。小国であるシンガポールを走り回るには、恐らく充分な性能だ。
・クリスマスプレゼントにいかが?
開発者はクリスマスまでの配送を公約にしていて、今の段階で「Indiegogo」に出資を行えば遅くても11月までには製品が届けられるという。
値段は下位機種が899米ドル(約9万9000円)、上位機種が1099米ドル(約12万円)から。ただし下位機種の899ドル枠は、すでに出資者多数で締め切られている。人気は上々のようだ。
Indiegogo