・独自開発のテクノロジーでシームレスな音楽再生を実現
「Trippy」を見ていると、他の音楽プレイヤーやスピーカーが、すごく複雑に思えてしまう。面倒なケーブルやBluetooth設定は不要。本体にスマホをぽんと置けば、スピーカーと自動接続。ペアリングなしで、音楽が再生される。
これは、独自開発による“Place and Play™”テクノロジーの賜物。電磁誘導とファラデーの法則をベースに考案された技術で、その理論は次のとおりだ。
スピーカーを含むほとんどすべての電子機器は、電気インパルスとして信号を送信する。従って音楽を再生すると、その音が多数の電気インパルスに還元される。そこから、発声した電気インパルスが、磁場を生成していく。
「Trippy」で利用したのは、この部分。本体にスマホが置かれると、これらの磁場が変化し、内蔵されたセンサーへ電気信号が誘導される。これらの電気信号が再生ボタンを押すと同時に、「Trippy」のサウンドシステムへ直接送信されるため、間髪を入れずクリアな音楽が流れ出す。スマホからスピーカーへダイレクトに音を送るので、シームレスな音楽転送が可能。市販のBluetoothスピーカーにありがちな接続の失敗で、イライラすることもない。
・プレオーダー価格は約8000円
本体の素材は、竹とオーガニックコットン。環境に配慮した結果、こうなったという。形は可能な限りシームレスに使用できるよう、トップを斜面にした三角柱型を採用している。それぞれに表情が違う、キュートなデザインも魅力。豊富なカラーバリエーションで、見た目も楽しませてくれる。
Kickstarterでの公開は、8月18日まで。プレオーダー価格は、599スウェーデンクローナ(約8155円)から。出荷開始は、11月の予定だ。
Trippy/Kickstarter