夜間の走行でも十分な明るさと安全を確保したい−。そんなニーズに応える自転車用ヘルメットがクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した。
米国ロサンゼルスのスタートアップが開発した「Torch M1」。500ルーメンのライトを搭載し、30度の角度で前方を照らす。ライトは取り外し可能なので、自転車に乗るとき以外でも役に立ちそうだ。
・ボタンで明るさの変更も
自転車に取り付けるライトはたくさん販売されているが、ヘルメットにライトが付いていることのメリットは、自分の見る方向が常に照らせることだろう。たとえば、横を見たり振り返ったりしたときだ。
街灯がたくさんあるところではさほど不便を感じないだろうが、人工の光が少ないエリアを走る時にはかなり強力な助っ人となる。
ライトはLEDで500ルーメン。開発元は「世界一明るい自転車用ヘルメット」とうたう。ちなみに、明るさの強弱はボタンで変更できる。
・取り外せば懐中電灯に
このライト、取り外し可能で、取り付けにあたってはアクセサリーは不要。ヘルメットの頭頂部あたりにある専用の場所に押し込むと装着できる。自転車に乗らないときは、懐中電灯としても使えて便利だ。
バッテリーの持続時間は、明るさの設定によって異なるが、最も明るいモードで1.5時間。充電はUSBケーブルで行い、3時間でフル充電できる。
Torch M1は現在Indiegogoで99ドル(約1万1000円)~となっている。出資は8月24日まで受け付けるので、自転車に乗る機会が多い人はチェックしてみてはどうだろうか。
Torch M1/Indiegogo