フィルムは従来の窓ガラスに張り付けて使う。窓の大きさにカットして張り付けるだけ(糊は不要)なので、作業はユーザー自身で簡単にできる。張り付けたら特殊な伝導クリップをフィルムにつけ、そしてWi-Fiトランスフォーマーにつなぐと、アプリ(iOSとAndroidに対応)をダウンロードしたスマートフォンでフィルムの透明性をコントロールできるようになる仕組みだ。スイッチをオンにすると透明に、オフにすると不透明になり、その切り替えにかかる時間は1秒以下。また、このフィルムはプライバシーを守るだけでなく、UVカットもしてくれ、さらに暑い時は室内を涼しく保つのにも役立ち、まさに1石3鳥の役割を果たす。
米国カルフォルニアに拠点を置くスタートアップが開発した。現在20万ドルを目標にプロジェクト支援プラットフォーム「Kickstarter」で資金を募っており、今なら184ドル提供すれば1平方メートルのフィルムとインストールキットがもらえる(小売価格は250ドルになる見込み)。別途料金はかかるが、米国外への発送にも対応してくれる。
SONTE