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ドローンでグラフィティを描くソリューション「Paint by Drone」が開発中

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イタリア出身の有名建築家で、米マサチューセッツ工科大学(MIT)傘下の研究所「センサブル・シティラボ」のディレクターも務めるカルロ・ラッティ教授が、ドローンでグラフィティを描く独自のソリューション「Paint by Drone」の開発に取り組んでいる。

・小型ドローンで街の“巨大なキャンバス”にグラフィティを描く


「Paint by Drone」は、専用ソフトウェアを通じて、幅1メートルほどの小型ドローン(無人航空機・UAV)4機をリアルタイムで制御し、ビルの外壁や建設現場の足場シートなど、街の“巨大なキャンバス”に、デジタルデータからグラフィティを描く仕組み。

一般的なプリンターと同様、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4成分で色を表わす「CMYKカラーモデル」にもとづき、各ドローンには、それぞれの色の塗料加圧タンクとセンサーが搭載されており、その位置は常時、最先端のモニタリングシステムで追跡される。

・2017年秋、ベルリンとトリノで実験


2017年秋には、独ベルリンと伊トリノで、「Paint by Drone」によるグラフィティ製作が試験的に実施される計画。

「Paint by Drone」は、最先端テクノロジーを活用したグラフィティ製作を通じて、道路や橋、駅、橋、高架など、街に広がる様々な建造物と私たちを、新しい形で結びつけようとしている点が秀逸だ。

Paint by Drone

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